2020年2月9日 晴れ 風速3~5m 西風から南
今回参加艇4艇と寂しいレースでした。
2艇が35ftの大型艇で2艇が先行。
私たち31ftクラスは上記写真のWINDYとのマッチレースとなりました。
WINDYとMERAMIはレーティング的にWINDYの方が早い船となります。
今回はコースは多比港スタート足保マークを反時計周り多比港までのレースでした。
スタートは、まずまずですが先頭TRU BLUがかなり速い。どんどん引き離されます。
マーク周りまで2位のMIWAが目の前に見えるほど追い付き。
WINDYに20m程度の差を付けて回りましたが、バランスを崩した拍子にスピンバックを
落水してしまうトラブル発生。回収に手間取り。すこし離されてしまいました。
しかし、みんなで集中してミスしないようにセールトリム(セールの調整)をこまめに行い。
かなり見える位置まで追い付きました。
風は後ろからでしたので、セールはスピネーカーを使用しています。
ヨットレースでは、ブランケットコーンと言って前を行くヨットを邪魔したり、後ろからくるヨットを邪魔したりします。
相手にクリーンな風を受けないようにして船速を落とさせるように、かぶせるわけです。
前を行くWINDYはこちらをチラチラと見始めました。
ここからは心理戦でした。まだ距離が遠いのでブランケットコーンエリアには入りません。
ただ、チラチラ見始めるということは心理的にプレッシャーになっているとスキッパー林さんは言ってました。
だんだん,先行艇WINDYが本当のブランケットコーンに入る位置まで近づいてきました。
それを嫌い。コースを少し変えているようです。そうなるとどんどん船速は落ちて
あっという間に後ろから抜き去ることが出来ました。
トータルで30秒離してゴールできました。
しかし大型艇トップTRU BLUとは22分も離されていました。
天気も良く富士山も見え。楽しいレースでした。